「子育ての仕方がわからない…」
「初めてパパになるから不安…」
「パパの役割が知りたい…」
このような方に向けて、この記事を書いています。
初めてのパパになる方は、パパとしてどのような役割を担っていけばいいのか迷ってしまいますよね。
「パパはこうあるべき!」という理想のパパ像は、人それぞれ違うので悩むのも無理はありません、
結論からいうと、初めての子育てパパは、ママのケアを最優先にするべきです。
多くの場合、どうしても出産後はママが子育ての中心になるので、パパがママに対して気遣いをすることで、ママは育児に前向きになり、結果的に家庭の中での子育てがうまくいくようになります。
今回は「初めての子育てパパはママのケアを最優先にするべき理由」について解説していきます。
この記事の目次
初めての子育てパパはママのケアを最優先にするべき理由

初めての子育てパパにとって、最も重要な役割はママのケアです。
多くのパパは育児や家事さえやっていれば、ママは喜んでくれると思っていますが、ママの本音は違います。
ママの本音は、パパが育児をしてくれることよりも、「もっと私にねぎらいの言葉をかけてほしい!」と思っています。
パパがやるべきことは、子育てへの共感、ママに対する気遣い、育児や家事です。
パパはママに対して気遣いを示して、夫婦のパートナーシップを築き、そのうえで育児や家事を実践し、初めての子育てに対する共感をしてあげましょう。
初めての子育てパパの最優先事項は、ママのケアなのです。
ママが求めているのはパパの共感と受容
初めての子育てパパは、ママに対して気遣いを示して接することが大事です。
たとえば、毎日帰る時間にLINEを送ったり、ママの大好きなお菓子をお土産に買って帰ったり、ママのマッサージをしてあげたり、などこまめなフォローを意識しましょう。
パパは普段仕事で忙しいかもしれませんが、夫婦のコミュニケーションの時間を確保することも大切です。
「ママはどのように子育てをしたいのか?」「ママはパパにどうしてほしいのか?」を理解する姿勢を持って、しっかりとママの話に耳を傾けましょう。
ママは子育てのことで頭がいっぱいになり、ストレスを感じることもあるので、パパがママの話に共感してあげることで、ママの気持ちが楽になり、夫婦の信頼関係が高まっていきます。
夫婦関係が良好な家庭で育つ子供は、健やかに発育することができます。
ですからパパはママに対して、「頑張ってね!」と指示語で声をかけるのではなく、「いつも頑張ってくれているね!」「いつもありがとう!ママのおかげで助かっているよ!」といった受容とねぎらいの言葉をかけることが大切です。
初めての子育てパパが注意するべきこと

初めての子育てパパは、仕事に育児にママのケアに、と結構忙しいです。
多くのパパは、普段仕事があって、子どもと関われる時間が少ないので、子どもと関わるのは休日が中心になります。
しかし、パパは「週末だけのいいとこ取りの子育て」にならないように、注意しなければいけません。
休日に子どもと遊んでいると、子どもの笑顔が見れるので、仕事のストレスが吹っ飛んで、モチベーションが上がるかもしれません。
でも子育ては楽しい部分だけではなく、子どもがぐずったり、熱を出したり、オムツ替えをしたり、食事の準備をしたり、といった大変な部分もたくさんあります。
初めての子育てパパは、子育ての楽しいところだけに関わるのではなく、子育ての苦労やしんどさもママと共有して、積極的にパパができることに取り組む姿勢が大切です。
ママがパパのことを子どもにどう説明しているかが大事
「ママがパパのことを子どもにどう説明しているか?」は子育てに重要な意味を持ちます。
普段は仕事が忙しくて、育児の時間がなかなか取れない、というパパも多いと思います。
このようにパパが不在のときに、ママが子どもに対して「パパは外で頑張ってきてくれるから、家族が幸せに暮らせるのよ」と伝えてくれていれば、パパに対するポジティブなイメージが、子どもの中に刷り込まれていきます。
その反対に「パパは今日も遅いね」「パパみたいになったらダメだよ」「パパみたいな人と結婚したらダメだよ」などのパパに対するネガティブな言葉を子どもに伝えていると、パパはダメな人なのだというイメージが、子どもの中に刷り込まれていきます。
パパが休日に子どもと遊ぼうとしたときに、パパに対するポジティブな印象をもつ子どもは、積極的にパパと関わろうとします。
しかし、パパに対するネガティブな印象をもつ子どもは「こいつはママをいじめる悪いやつだ!」と思われて、全然遊んでくれないという悲劇が起こるかもしれません。
このようにならないためにも、普段からパパはママのケアをしっかり行って、夫婦のパートナーシップを良好に築いておくことが大事です。
初めての子育てパパは育児参加のスタンスではダメ!子育てにコミットしよう

初めての子育てパパは、間違っても育児参加のスタンスで、子育てに取り組んではいけません。
パパがママに対して言ってはいけないひとことは、「手伝ってあげようか?」です。
たとえ好意で言ったつもりでも、手伝うという言葉の中には、「育児はママの仕事だけど、大変そうだから俺も手伝ってあげるよ」という考えが隠れています。
この言葉を聴いた瞬間に、ママの激怒するということもあるので、パパは慎重に言葉を選んでくださいね。
パパは率先して、オムツ替え、お風呂、ご飯を食べさせる、絵本を読み聴かせる、などの育児をおこないましょう。
パパのスタンスとして大事なのは、「育児に参加する」「子育てを手伝う」といった第三者的な立ち位置の考えではなく、「夫婦で育児をする」という当事者意識です。
主体的に子育てにコミットしてくれるパパは、ママに大きな安心感を与えます。
今は共働きが当たり前の時代なので、夫婦がツートップ態勢でお互いの長所を活かしながら、チームで子育てをすることが重要です。
子育てには喜びも苦しみもありますが、それらを夫婦で乗り越えることで、充実感と達成感を味わえて、20〜30年後に子供が巣立ったあとも家庭の円満は保たれます。
子どもが小さくて大変なときに、パパが子育てをサボってしまうと、ママに一生根にもたれるので、気をつけてくださいね。
パパはママと二人で、子育てを思いきり楽しみましょう。
まとめ
この記事のまとめです。
- 初めての子育てパパはママのケアを最優先にするべき
- ママが求めているのはパパの共感と受容
- 週末だけのいいとこ取りの子育てにならないように注意する
- ママが子どもにパパのことをポジティブに伝えてもらうように努力する
- 初めての子育てパパは育児参加のスタンスではダメ
- パパも主体的に子育てにコミットする意識が大事
パパは普段仕事で疲れていると思いますが、ママはそれ以上に子育てに追われていることがあります。
初めての子育てパパは、初めての育児を頑張るママのケアを最優先にしながら、子育てを通して、夫婦のパートナーシップを築くことが大切です。
子育てができるのは10年といわれており、子どもは10歳になると、親よりも友達を優先し始めます。
ですから期間限定の貴重なイベントだと思って、パパは子育てを思いきり楽しんで、自分の人生を豊かにしていきましょう。